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by A_L_I_V_E このblogは中年男性の毎日を赤裸々に綴る、生きていることを実感できるblogです。支離滅裂、脈絡なしで書いています。コメント、トラバ、リンクはご自由にどうぞ。
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2007年 08月 15日
昨日が終わったから、今日が来るんじゃなくて
今日が来たから、昨日になったんだとか 鳥が飛んでいるから、僕がここにいるんじゃなくて 僕がここにいるから、鳥が飛んでいるんだ なんて・・ そんな、理屈は、団子虫の前では まったく、通じない。 2007年 07月 16日
夕陽が僕を追い越して、やがて水平線に落ちて行った時、はっと気がついたんだ。追い越して行った夕陽に声をかけなかったことを、「もっと、ゆっくりゆけよ」なんて、人間らしく、声をかけなかったことを。 蟻には蟻の魂があるんだって。このことはあの団子虫から聞いたんだけど、あのたくさんいる蟻の中には、やはり、いやでいやでたまらない蟻がいてね。毎晩、涙を流すんだって。それをみんなが集まってさ、慰めるんだ。人間のするように、「いやだったら、休んでていいよ。その分、僕らが頑張るから」ってね。 豆腐ってさぁ、朝と夜では様子が違うよね。朝はなんとなく、うきうきしているようで、夕方になるとさ、鍋なんかに入ってさぁ、脇役なんだけど、ちょっと目立とう目立とうとしてるんだ。でもね、毎日毎日、ご飯を作ってくれる人は、そんな豆腐よりもっともっと脇役なんだ。もっと脇役なのに、それでいて、謙虚でさぁ。僕はご飯を食べる時にはいつも両手を合わせて「いただきます」と言うんだけど、そして、その後、必ずご飯を作ってくれた人に「ありがとう」って言うのさ。そしたら、鍋の中の豆腐がね、ちょっとふくれてさ。そんな瞬間ってけっこう面白いよ。 僕を追い越して行った夕陽がね、夜の試練を受けて、苦しい苦しい試練をくぐり抜けて、また、ゆっくりと僕の前に現れるときは、もう昨日の夕陽ではなくて、朝日になってるんだ。だから、今の僕も、この夜が終わって、朝になったら、もっともっと、人間らしくなって、蟻や、団子虫や、沈んでいく夕陽にだって、「ありがとう」って言えるようになりたいね。毎日毎日、ご飯を作ってくれる人にも、もっともっとたくさん「ありがとう」って言いたいね。そして、鍋の中の豆腐にもね。 2007年 07月 04日
15世紀の末、南フランスに接する小国ランドシュールの王子、ジュビネール2世は馬に揺られていた。都から30キロほど離れた避暑地に向かっているのだ。お供は妻子の他に、王子の教育係でもう70歳になる、スフラン公爵、それに警護が数人と、女官たち。総勢わずか20人たらずである。 王子といえども小国の王子なので、いろいろと悩みがある。今回も隣国が彼の国に攻め入ろうと軍部を強化しているという噂が流れてきた。あくまでも噂である、が、王子の狼狽ぶりはことのほか激しかった。日頃からのストレスが彼を弱気にさせていたのであろう。今朝、急に「家族で避暑地に行く」と言い出したのだ。 ーそうする他ないであろうが、敵が明日にでも攻めて来るのだぞ。 スフラン公爵が答える。 ー王子! ただの噂でございます。そのような噂で軽はずみな行動をしてはなりません。 ーそれではどうすればいいのだ。このまま、妻や子を見殺しにしろというのか! ーいやいや、ここで王子が避暑地へ行かれますと民からの信用を得られません。 ーだからこそ一旦避暑地に行き、頭を冷やして考えたいのだ。ほかにどうしようもないではないか。 翌朝、人目を避けるために、早朝早いうちに出発したのだが、途中何人もの民に会った。ある者は山にたきぎを採りにいく者たちであり、ある者は牧場に乳をしぼりに行く者たちだった。こんな早朝に豪華な飾りの輿ときらびやかに飾った馬、それにものものしい警備の者たち、それを見た民たちは「王子が避暑地へ逃げる」と感じたに違いなかった。 東の空が青みを帯び始めた頃、スフラン公爵は王子に声をかけた。 ー王子は「どうしようもないことを食べてしまう動物」をご存知ですか。 ーどうしようもないことを食べてしまう動物?? そのような動物がこの世にいるのか。もしそのような動物がいたら、私の悩みもきっとなくなるであろう。 スフラン公爵はしばらく考えていたが、こう言った。 ー実は、いましがた一匹捕まえました。ご覧になられますか。 王子は驚き、いままで白かった顔に赤みが増してきた。 ーこれでございます。 スフラン公爵が手の平にのせて見せたのは一匹のカタツムリだった。 ーただのカタツムリではないか。 ーこのカタツムリが王子の、どうしようもないことを食べてしますのです。 スフラン公爵はそう言うと、王子のそばから離れた。 そのカタツムリは王子の手の平でツノを伸ばしたり、引っ込めたりした。王子はしばらくそのカタツムリを見ていたが、やがて馬の揺れがあまりにも気持ちいいので、いねむりを始めた。 王子がハッと目をさますと、王子にはわずか数秒しか眠っていないように感じたが、カタツムリはもう王子の肩のところまで進んでいた。王子はそれを見て、こう思った。 そうか、どうしようもないことも、このカタツムリのようにゆっくり進めばどうにかなるものなのだ。そして、それは後で考えるとわずかの時間なのだ。王子はそう思うと皆にこう告げた。 ー避暑地に行くのは中止する。さぁ、城に帰ろう。民が待っている。 王子が自分の肩を見ると、そのカタツムリはあいかわらずツノを伸ばしたり、引っ込めたりしていた。 2007年 06月 29日
幸せなのに、
もっと幸せを得たい為に 悲しい顔をする人がいます。 他の人は、幸せなのに、悲しい顔をする人を 哀れんだりしません。 こうやって、ネットで遊べる時間があるなんて なんと、幸せなことだろう・・。 だから、そんな環境にいる人は 悲しい顔をしてはいけません。 2007年 06月 22日
ゆっくり歩くことが、つらくなったら、 思いっきり走ってみよう。 思いっきり走って、息が切れるまで、走って、 ゼイゼイ言いながら、肩で息をしてみよう。 ゆっくり歩くことが、バカらしくなったら、 他の人の背中を思いっきり叩いてみよう。 ヤイヤイと文句を言われるぐらい強く、 なにくそ、と思うくらい強く、叩いてみよう。 きっと、ゆっくり歩くよりも、 充実感があるだろう。 2007年 06月 17日
昨日のことのように思い出す、明日。 一夜明ければやってくる、昨日。 やがて、すべては二点に集中して、 その後、小さく拡大する。 オマエのような、君が、 小さな海から、生まれる時、 きっと、昨日までの明日が、 暗くて、明るい、口を閉じるだろう。 2007年 06月 16日
久しぶりに、雨が降っています。 雨音を聞いていると、不思議に昔のことを思い出します。 傘が、とっても大きくて、重くて・・ 雨靴も、ぶかぶかで・・ 水たまりの中を、ちゃぷ、ちゃぷ・・ちゃぷ、ちゃぷ・・ そのうちに、服もズボンも濡れて・・ 家に帰ると、母は・・ 笑いながら、乾いたタオルで拭いてくれた。 あの雨の道はどうなったのだろうと・・ 誘われるように、行ってみると・・ あんなに大きな道だったと思っていた道は・・ ちょっとした小径で・・ まわりには見知らぬ家が、軒を並べている。 以前、住んでいた家はもうなく・・ 雨の中をいっしょに帰った友とも・・ もう何十年も会っていない。 しかし、私にははっきりと見える。 あの小雨の中、手をつないで帰った光景が・・ 濡れた服を、笑いながら拭いてくれた・・ 母の姿が・・。 さて、 今の私の姿を・・ 誰が、いつ、思い出してくれるだろう・・ 余命いくばくかの時に、思い出すだろうか・・ 余命いくばくかの時には・・ 雨の日の、大きな傘、だけでなく・・ 雨の日の、幼い自分自身だけでなく・・ 今の自分も思い出したい。 2006年 01月 28日
ジャングルの奥。「ヤリ」のような木が2本、星空に伸びている。
そのすっと伸びた木の間には大きな満月が輝いている。 奇妙なマスク、上半身裸の祈祷師が口上を述べる。 _2本の神聖な木の間に満月が昇ったぁ〜。 人々はその口上に聞き入る。 _ただいまより「いけにえの儀式」をおこなう。 この部族にはまだ「いけにえ」の風習が残っている。それはこうだ・・。 「ヤリ」のような2本の木の間に満月が昇ったとき、その年に生まれた子の中で「3という数字に関係する子」を神にささげるのだ。3の関することがらが多いと神が喜ぶとされている。 _今年の「いけにえ」は・・ 母親たちは赤ん坊をしっかりと抱きしめている。特にまだ1歳になっていない子を持つ母親は気が気でない。 _この子だ!! ・・指をさされた母親は子どもをしっかりと胸にだきながら泣き崩れた。 _今年の「いけにえ」は神様も特にお喜びになるだろう・・なぜなら、この子が生まれて今日でちょうど333日目だぁ。このような縁起のいい赤ん坊はめったにない。みんなぁ〜、今年は食べ物には困らないぞぉ〜〜。 祈祷師がそう叫ぶと、人々の中から歓声が起こった。中には自分の子どもが選ばれなかったことで、まわりに笑顔を振りまく母親もいた。隣同士肩をたたき合う父親もいた。年寄りたちは神様が喜んでくれることで食べ物には不自由しないことがわかって喜んだ。子どもたちは1年に1回のこの祭りに興奮している。 ただひとり・・子どもを抱いてうずくまる母親・・ この子が生まれたときから母親は今夜のことが気になっていた。それは今年子ども生んだすべての母親がもつ不安だった。しかし、この「いけにえの儀式」のことを口にすることは禁じられていた。神の罰を恐れたのだ。 子ども生んだ若い夫婦はふたりきりになって「いけにえの儀式」のことを口にした。中には「2本の神聖な木の間に満月が上がる日」を数えてみるものもいたが、その日は誰にもわからなかった。なんとか自分の子どもだけは「いけにえ」を避けなければならない。それが子ども生んだ若い夫婦の共通の思いだった。 うずくまっている母親の胸の中で、生まれて333日目の子がすこやかに眠っている。 _お願いです。この子だけは・・この子だけは・・やっと生まれた子なんです・・ 母親が必死に周りにすがる。祈祷師がゆっくりと祭壇から下りてくる。観衆は静まりかえっている。 やがて祈祷師は母親に前に立つとすっと両手を差し出した。その手はもうすでに血でそまっていた。子どものいけにえのの前に、山羊をいけにえにしていた。その山羊の血が祈祷師の腕からすっと垂れた。 祈祷師はだまって両腕を伸ばしたままだ。(その内、見ている人々から声が上がる・・)と祈祷師は思っている。例年そうだ。少し間をおいて観衆の奥の方から声が上がる、太い声だ・・ _みんなのためだぁ〜。みんなを救うためだぁ〜。 その声に呼応して、観衆が叫び出す。 _早くしろ〜、何をしている〜〜 祈祷師だけが、だまって両手を差し出している。 -- その時だ。上の方でなにやら音がしたかと思ったら、いままで満月で照らされて白く光っていた祭壇がにわかに暗くなった。 観衆は何ごとが起こったのかと静まりかえった。 祭壇を包み込んだ闇は次第に人々をも飲み込もうとしている。 静まりかえっていた人々が騒ぎ出した。まず母親に抱かれていた赤ん坊が異様な泣き声を出しはじめた。その泣き声を聞いて、子どもたちが家の方に走りはじめる。老人は何かぶつぶつ言いながら目をつぶる。青年だけがカッと目を開き、そのだんだんと大きくなる闇を見つめていた。 「この子だぁ〜」と名指しされた母親とその子だけは、しゃがんでいるために何が起こっているのかわからない様子だ。 祈祷師が叫んだ・・ _満月が・・満月が・・消えた・・ いままで、煌々とと輝いていた満月が忽然と姿を消していた。 人々はパニックとなり逃げまどうばかりだ。やがて広場にはうずくまった母親とその子だけが残った。 -- _もうだいじょうぶだよ。 その母と子にやさしく声をかける男。・・父親だ。 手には長いツタと椰子の葉でできた大きな傘を持っている。 _あの高い2本の木の間にツタを張って、その真ん中までいってこの椰子の葉の傘で満月を隠したんだ。この子を救うために頑張ったよ。 父親はそういうと、父と母は2本の高い木を見上げた。そこには満月が金色に輝いていた。 母親に抱かれた子だけがすこやかに眠っていた。 2005年 12月 31日
ひさしぶりにこのブログを読み返してみました。
(自分で書いたものだけど、不思議に・・・) 読んでいると自然に涙がでてくる、詩や小説がたくさんありました。 ブログって、こんな風に _自分に涙することができる_ っていう機能があるんですね。 そんな過去の書き込みにもどうぞご訪問ください。 年の瀬 飛び魚 童話 【けったい】 童話 【〜もごっもごっ〜としたもの】 椿 『酒場にて』 ブーブー ゴッホの絵のような短歌 曼珠沙華 切りがないので、この他は次の書き込みにしますね。 2005年 12月 31日
長らく小説ばかり書いてきたので、ちょっと「詩」を作ってみました。
ミミズがミミズらしく 私が私らしく 生きる時こそ 時間が時間らしく 過ぎてゆく こちらのブログもゆっくり更新しますね。 みなさん、自分らしく生きましょうね・・。
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